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花の魔法使い マリーベル」アニバーサリー・BD-BOX 発売日:8月23日 2022年にTVアニメ化30周年を迎えた、 1992年にTVアニメ化された「花の魔法使い マリーベル」(全50話)と、 映像特典として同年に公開された「花の魔法使い マリーベル フェニックスのかぎ」、 教育用フィルム「マリーベルの交通安全」(1993年)、 「マリーベルの火の用心 〜グラッときたらどうする〜」(1993年)を 収録したアニバーサリーブルーレイボックス! ここを編集 1992年8月公開。花の魔法使いマリーベルの劇場版。2023年8月、初のBlu-rayBOXが発売。 http //www.pro-reed.com/works/tv_series/w024.html 監督 遠藤徹哉 シリーズ構成 小山高生、三井秀樹 脚本 遠藤徹哉 キャラクター原案 大貫健一 キャラクターデザイン 金津賀哲 演出補 吉田俊司、岡田聡 作画監督 新井豊 動画チェック 阿部和彦 美術 地蔵本拓嗣 美術助手 鈴木慶太 メイン色彩設計 甲斐けいこ、中野倫明 色彩設計 樽川浩子 撮影 橋本和典 特効 菅原利香 編集 辺見俊夫、山森重之 音響 田中英行 効果 野口透、甲斐雅人 ミキサー 小原吉男 音楽 石黒孝子 文芸担当 赤堀義浩 オープニングアニメーション 川又浩 エンディングアニメーション スタジオジャイアンツ アニメーション制作 葦プロダクション 制作協力 アニメーション501 ■関連タイトル 「花の魔法使い マリーベル」アニバーサリー・BD-BOX 花の魔法使いマリーベル DVD-BOX【初回限定生産】 サウンドトラック マリーベルと歌おう! rakuten_design= slide ;rakuten_affiliateId= 053df7e0.7c451bd1.0c852203.190c5695 ;rakuten_items= ctsmatch ;rakuten_genreId=0;rakuten_size= 468x160 ;rakuten_target= _blank ;rakuten_theme= gray ;rakuten_border= on ;rakuten_auto_mode= on ;rakuten_genre_title= off ;rakuten_recommend= on ; 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Switch ゼルダの伝説 Tears of the Kingdom Switch 世界樹の迷宮Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ HD REMASTER Switch ピクミン 4 大友克洋 Animation AKIRA Layouts Key Frames 2 小説 機動戦士ガンダム 水星の魔女 1 ONE PIECE FILM REDデラックス・リミテッド・エディション 4K ULTRA HD Blu-ray Blu-ray 劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ 完全生産限定版 Blu-ray 映画『ゆるキャン△』 Blu-ray 【コレクターズ版】 Blu-ray ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! Blu-ray 天地無用!GXP パラダイス始動編 Blu-ray第1巻 特装版 天地無用!魎皇鬼 第伍期 Blu-ray SET 「GS美神」全話いっき見ブルーレイ Blu-ray ソードアート・オンライン -フルダイブ- メーカー特典:「イベントビジュアル使用A3クリアポスター」付 ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 5th Live! 虹が咲く場所 Blu-ray Memorial BOX 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち Blu-ray BOX 特装限定版 地球へ… Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 神風怪盗ジャンヌ Complete Blu-ray BOX HUNTER×HUNTER ハンター試験編・ゾルディック家編Blu-ray BOX BLEACH Blu-ray Disc BOX 破面篇セレクション1+過去篇 完全生産限定版 MAZINGER THE MOVIE 1973-1976 4Kリマスター版 アニメ・ゲームのロゴデザイン シン・仮面ライダー 音楽集 テレビマガジン特別編集 仮面ライダー 完全版 EPISODE No.1~No.98 MOVIE リスアニ!Vol.50.5 ぼっち・ざ・ろっく!号デラックスエディション ヤマノススメ Next Summit アニメガイド おもいでビヨリ アニメ「魔入りました!入間くん」オフィシャルファンブック 『超時空要塞マクロス』パッケージアート集 CLAMP PREMIUM COLLECTION X 1 トーマの心臓 プレミアムエディション パズル ドラゴンズ 10th Anniversary Art Works はんざわかおり こみっくがーるず画集 ~あばばーさりー!~ あすぱら画集 すいみゃ Art Works trim polka-トリムポルカ- つぐもも裏 超!限界突破イラスト&激!すじ供養漫画集 開田裕治ウルトラマンシリーズ画集 井澤詩織1st写真集 mascotte 鬼頭明里写真集 my pace 内田真礼 1st photobook 「まあやドキ」 進藤あまね1st写真集 翠~Midori~ 声優 宮村優子 対談集 アスカライソジ 三石琴乃 ことのは 亀田祥倫アートワークス 100% 庵野秀明責任編集 仮面ライダー 資料写真集 1971-1973 金子雄司アニメーション背景美術画集 タローマン・クロニクル ラブライブ!サンシャイン!! Find Our 沼津~Aqoursのいる風景~ 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 友の会[復刻版] 梅津泰臣 KISS AND CRY 資料集 安彦良和 マイ・バック・ページズ 『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』編 氷川竜介 日本アニメの革新 歴史の転換点となった変化の構造分析 Blu-ray THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th Anniversary Celebration Animation ETERNITY MEMORIES Blu-ray おいら宇宙の探鉱夫 ブルーレイ版 Blu-ray 映画 バクテン!! 完全生産限定版 アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY~ Blu-ray BOX 初回生産限定版 はたらく細胞 Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 Blu-ray 長靴をはいた猫 3作品収録 Blu-ray わんぱく王子の大蛇退治 Blu-ray 魔道祖師 完結編 完全生産限定版 魔道祖師Q Blu-ray Disc BOX 完全生産限定盤 にじよん あにめーしょん Blu-ray BOX 【特装限定版】 Blu-ray 鋼の錬金術師 完結編 プレミアム・エディション Blu-ray付き やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。完 限定版【同梱物】オリジナルアニメ Blu-ray「だから、思春期は終わらずに、青春は続いていく。」
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魔法使い(Mag)の特徴 すべての魔法使い系呪文を取得することができる。 ダメージを与える呪文を得意としている。呪文威力上昇装備の数、○○ブーストの存在により、同じ呪文でもサムライやビショップに比べ火力が高い。 HPが少ないため、隊列で後列におくと良い。 種族としてエルフ、ヒューマンがオススメ種族的な違いが初期特性値を除けばほぼ皆無なため作り易さにさえ目をつぶればどの種族でも問題はない。 今作では敵が数の暴力で攻めてくる事は日常茶飯事なので、ソフィ以外にももう1人魔法使いを入れて火力を増強させるのも悪くない選択。 敵によっては特定属性の呪文でより高いダメージを与える。→弱点属性の存在? ○○ブーストや装備による呪文攻撃力の上昇は呪文自体の設定ダメージを超えて上昇する。例:ファイアボール(1~16ダメージ)で30ダメージを与えることも 上記2つの仕様のため、無属性のナルバーストより下位の属性呪文のほうが効率のいい敵もいる(例:装備とスキル次第でク・リトル・リトルにボルカニックウォールで400オーバーのダメージ)。 ダメージ呪文以外ではスタンウォールが必ずターンの最初に使うのでとっさの防御に使える(無効化もされるが)。 フリーマジックは1ターン無駄にする上に成功率が低い。反面ダブル(トリプル)キャストは使い勝手がいい。 必須パラメーター STR INT PIE VIT AGI LUC -- 12 -- -- -- -- レベルアップに必要な経験値 Lv Exp Lv Exp Lv Exp 1 0 11 34,650 30 411,600 2 1,050 12 42,000 33 547,050 3 2,625 13 50,400 38 856,800 4 4,725 14 59,850 40 1,010,100 5 7,350 15 70,350 43 1,296,750 6 10,500 16 81,900 50 2,259,600 7 14,175 17 94,500 60 4,359,600 8 18,375 18 108,150 70 6,459,600 9 23,100 19 122,850 80 8,559,600 10 28,350 20 138,600 100 12,759,600 ※Lv2~Lv10までは次レベルまでの必要経験値が525づつ累積上昇する。 ※Lv10,20,30,40,50に達すると累積上昇分は1050,2100,4200,8400,16800になる。 ※Lv51以降は一定の経験値(210,000)でレベルアップする。 習得スキルの一覧 スキル名 値段 スキルタイプ 習得Lv 必須スキル 効果 火呪文ブースト1 500 Lv1パッシブ 3 一定確率で火属性呪文のダメージ上昇 : 小 フリーマジック1 500 Lv1アクティブ 3 ごくまれに、次に使用する呪文の使用回数が減らない 氷呪文ブースト1 500 Lv1パッシブ 7 一定確率で氷属性呪文のダメージ上昇 : 小 雷呪文ブースト1 1500 Lv2パッシブ 13 一定確率で雷属性呪文のダメージ上昇 : 小 レジストマジック1 1500 Lv2パッシブ 13 呪文耐性 : 小 タブルキャスト1 1500 Lv2アクティブ 13 呪文レベル2以下の魔法使い系呪文1つを1ターンに2回唱える 闇呪文ブースト1 1500 Lv2パッシブ 17 一定確率で闇属性呪文のダメージ上昇 : 小 火呪文ブースト2 4500 Lv3パッシブ 23 火呪文ブースト1 一定確率で火属性呪文のダメージ上昇 : 中 タブルキャスト2 4500 Lv3アクティブ 23 タブルキャスト1 呪文レベル4以下の魔法使い系呪文1つを1ターンに2回唱える 氷呪文ブースト2 4500 Lv3パッシブ 27 氷呪文ブースト1 一定確率で氷属性呪文のダメージ上昇 : 中 雷呪文ブースト2 7500 Lv4パッシブ 31 雷呪文ブースト1 一定確率で雷属性呪文のダメージ上昇 : 中 フリーマジック2 7500 Lv4アクティブ 31 フリーマジック1 一定確率で次に使用する呪文の使用回数が減らない 闇呪文ブースト2 Lv5パッシブ 43 闇呪文ブースト1 一定確率で闇属性呪文のダメージ上昇 : 中 トリプルキャスト 15000 Lv5アクティブ 43 タブルキャスト2 呪文レベル6以下の魔法使い系呪文1つを1ターンに3回唱える 習得呪文の一覧 呪文LV 呪文名 習得Lv 範囲 属性 ダメージ、効果 1 ファイアボール 1 敵単体 火 1-16のダメージを与える 1 スリープ 1 敵1G 無 一定確率で睡眠 1 セルフアーマー 1 自分 無 AC-2 1 アブソーバー 1 自分 無 ダメージ1回軽減、レベルにより軽減値上昇 2 チリングタッチ 4 敵単体 氷 10-30のダメージを与える 2 ファイアウォール 4 敵1G 火 1-16のダメージを与える 2 スロウ 4 敵単体 無 行動速度を下げる 2 アイデンティファイ 4 常駐 無 敵が常に確定名で表示、街に戻るまで持続 3 サンダーボルト 8 敵単体 雷 15-40のダメージを与える 3 シャドウウォール 8 敵1G 闇 10-30のダメージを与える 3 アイスストーム 8 敵全 氷 1-16のダメージを与える 3 スタン 8 敵単体 無 一定確率で行動キャンセルさせる 4 シャドウアロー 13 敵単体 闇 20-60のダメージを与える 4 フレイムウォール 13 敵1G 火 15-40のダメージを与える 4 アイスウォール 13 敵1G 氷 15-40のダメージを与える 4 ヘビィ 13 敵単体 無 行動速度を大幅に下げる 5 ファイアブラスト 18 敵単体 無 50-120のダメージを与える 5 ブリザードウォール 18 敵1G 無 20-60のダメージを与える 5 セルフガード 18 自分 無 AC-4 5 リターン 18 パーティ 無 街に帰還する 6 ディープフリーズ 24 敵単体 氷 80-180のダメージを与える 6 ボルカニックウォール 24 敵1G 火 50-120のダメージを与える 6 サンダーストーム 24 敵全体 雷 20-60のダメージを与える 6 アスフィクシエイト 24 敵単体 無 低階層のモンスターを即死させる、不死には無効 7 ライトニングブラスト 30 敵単体 雷 100-200のダメージを与える 7 ダークネスウォール 30 敵1G 闇 80-180のダメージを与える 7 ワープ 30 パーティ 無 解放したエレベーターにワープする 7 スタンウォール 30 敵1G 無 一定確率で行動キャンセルさせる 8 シャドウスマイト 38 敵単体 闇 120-400のダメージを与える 8 サンダースパークー 38 敵1G 雷 100-200のダメージを与える 8 ナルバースト 38 敵全体 無 80-180のダメージを与える
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オズの魔法使い 画像募集中 1.エメラルド色の街まで 2.黄色のレンガ道へ 3.心求むブリキのキコリ 4.野ネズミの女王様 5.東の街の小人 6.空高く舞うサル 7.勇気求むライオン 8.見守るコウノトリ 9.頭脳求むカカシ 10.銀靴の少女と愛犬 11.街までの道しるべ 10.偉大なる魔法使い 週がわりクエストにて入手 画像募集中 10.オズになったエルフ♂ 週がわりクエストにて入手
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戦場での使い勝手 ジョブ継承の重要性 デッキのステータスアップに対する貢献度 ★★★ ★★★★★ ★★ ※5段階評価(★★★★★~★)(評価はあくまで管理人の観点によります。) SR+ シルヴィア 森 SR エステル 水 R アガサ 土 トップページへ戻る アビリティ アビリティ名 対象 効果 アビリティLv上昇可能ジョブ フレイムストーム 敵全体 対象に大ダメージを与える。ダメージはアビリティLvと自身の攻撃力に依存する。依存する攻撃力については戦闘中のステータス増減を含める。 精霊使い、魔法使い、ソーサラー、ウィザード アビリティの効果値特大10Lv 大10Lv 中10Lv 小10Lv --- --- --- --- 継承元 略称一覧: ヴァル=ヴァルキリー、宮廷=宮廷魔術師、軍師=軍師、預言=預言者、銃士=ガンナー、メイド=メイド、天使=天使、悪魔=悪魔、双剣=双剣士 戦士=戦士、剣士=剣士、剣闘=剣闘士、スレ=スレイヤー、盗賊=盗賊、怪盗=怪盗、暗殺=アサシン、騎兵=騎兵、槍騎兵=槍騎兵、重装=重装騎兵、騎士=ナイト、アマナイ=アーマーナイト、ガデ=ガーディアン、ランサ=ランサー、狩人=狩人、弓兵=弓兵 精霊=精霊使い、踊り=踊り子、詩人=吟遊詩人、歌姫=歌姫、僧侶=僧侶、神官=神官、霊能=霊能力者、魔法=魔法使い、ソサ=ソーサラー、ウィズ=ウィザード、猛獣=猛獣使い、妖精=妖精使い、妖怪=妖怪使い、人形=人形使い、錬金=錬金術師 ※数値は% ヴァル 宮廷 軍師 預言 銃士 メイド 天使 悪魔 双剣 2 2 2 2 2 2 2 2 2 戦士 剣士 剣闘 スレ 盗賊 怪盗 暗殺 騎兵 槍騎兵 重装 騎士 アマナイ ガデ ランサ 狩人 弓兵 --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- 精霊 踊り 詩人 歌姫 僧侶 神官 霊能 魔法 ソサ ウィズ 猛獣 妖精 妖怪 人形 錬金 5 --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- 精霊使い系継承ツリーへ 継承先 略称一覧: ヴァル=ヴァルキリー、宮廷=宮廷魔術師、軍師=軍師、預言=預言者、銃士=ガンナー、メイド=メイド、天使=天使、悪魔=悪魔、双剣=双剣士 戦士=戦士、剣士=剣士、剣闘=剣闘士、スレ=スレイヤー、盗賊=盗賊、怪盗=怪盗、暗殺=アサシン、騎兵=騎兵、槍騎兵=槍騎兵、重装=重装騎兵、騎士=ナイト、アマナイ=アーマーナイト、ガデ=ガーディアン、ランサ=ランサー、狩人=狩人、弓兵=弓兵 精霊=精霊使い、踊り=踊り子、詩人=吟遊詩人、歌姫=歌姫、僧侶=僧侶、神官=神官、霊能=霊能力者、魔法=魔法使い、ソサ=ソーサラー、ウィズ=ウィザード、猛獣=猛獣使い、妖精=妖精使い、妖怪=妖怪使い、人形=人形使い、錬金=錬金術師、ソード=ソードダンサー、魔剣=魔法剣士 ※数値は% ヴァル 宮廷 軍師 預言 銃士 メイド 天使 悪魔 双剣 --- --- --- --- --- --- --- --- --- 戦士 剣士 剣闘 スレ 盗賊 怪盗 暗殺 騎兵 槍騎兵 重装 騎士 アマナイ ガデ ランサ 狩人 弓兵 --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- 精霊 踊り 詩人 歌姫 僧侶 神官 霊能 魔法 ソサ ウィズ 猛獣 妖精 妖怪 人形 錬金 --- --- --- --- --- --- --- --- 5 2 2 --- --- --- 2 ソード 魔剣 --- 1 精霊使い系継承ツリーへ
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発売日 2022年1月28日(EP1)----(EP2) ブランド ねこねこソフト/YAMAYURI GAMES タグ 2022年1月ゲーム 2022年ゲーム ねこねこソフト 未 キャスト 可可味(イモウトさま),能登麻美子(サツキ),文曄星/中村圭佑(ヒーラーさま),後藤邑子(姫さま),日野聡(領主),やなせなつみ(カガミ),柳知萧(小梅) スタッフ シナリオ:片岡とも 原画:秋乃武彦 音楽:Elements Garden,project lights,bermei.inazawa. ムービー:神月社 デザイン:木緒なち(KOME WORKS),他 プログラム:yaqinking,ChuDYu テーマ曲 「詠み人知らず」 作詞:片岡とも 作編曲:藤間仁(Elements Garden) 歌:花たん EDテーマ 「神の国の魔法使い ~So Far Away~」 原詞:仲村芽衣子 訳詞:Gavin Greene 作編曲:丸山公詳 歌:榊原ゆい 挿入歌 「夜すがらのボヤージュ」 作詞:片岡とも、朝木ゆう 作編曲:Meis Clauson 歌:朝木ゆう
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「よく希望を捨てず、生き残ったな。お前は魔法使いとなる資格を得た」 【名前】 白い魔法使い 【読み方】 しろいまほうつかい 【声】 高階俊嗣(~39話)池田成志(39話~) 【登場作品】 仮面ライダーウィザード 【登場話】 第2話「魔法使いになりたい」第21話「ドラゴンたちの乱舞」第23話「決戦」第27話「姉と妹」 【分類】 魔法使い/仮面ライダー 【変身アイテム】 白い魔法使いドライバー(ワイズドライバー)チェンジウィザードリング 【各種スペック】 ヒーローwikiリンク 【詳細】 かつて操真晴人とコヨミをファントムから助けた謎の魔法使い。 白いローブに身を包み、宝石を模した仮面を顔に付け、白い魔法使いドライバーを腰部に装着している。 自身が保護したコヨミの身柄を晴人に託し、彼にウィザードライバーやウィザードリングを授け、ウィザードとして戦力を与えた。 ウィザードと同様に指輪と白い魔法使いドライバーを使う事で魔法を操れる魔法使いであり、空間を操る高度な魔法を使いこなす高い実力の持ち主。 ハーメルケインという横笛型の剣を持ち、それによる接近戦に関しても非常に強い。 単純な戦闘力以外にも、ウィザードラゴンの魔力を限界まで引き出す魔道具を作成するなど技術も高い。 その戦闘力は高く、上記の通り空間を操る魔法で同じく空間操作を得意とするベルゼバブに押し勝ち、また「アーキタイプ」と称される仮面ライダービーストに対しても圧勝するほど。 得意とするエクスプロージョンの威力はビーストハイパーのシューティングミラージュと互角以上の攻撃力を誇り、ビーストとは何度も戦っているがいずれも勝利している。 フレイムドラゴンリングの元となった魔法石を使い魔を通して密かに渡したり、ファントムに苦戦するウィザードにドラゴタイマーを授けるなどウィザード達に助力しているものの、 23話でオールドラゴンとなったウィザードを「一人完成した」としたが、31話にてインフィニティースタイルの力を得ると「面倒なことになった」と発言しており、 少なくとも純粋に晴人達の味方というわけではない。 当初はその正体や目的など謎に包まれていたが、39話を皮切りに謎が次々に明らかにされていく。 本名は笛木 奏(ふえき そう)という茶色いコートをまとった壮年の男性。 晴人や凛子のモンタージュを元に木崎が調べた結果、魔法に関する研究を行なっている関係者でも、ファントム事件の関係者でもない、全く関係のない物理学者ということが判明した。 また「笛木京子」なる人物の名前も画面に登場し、さらには43話では子供の頃のコヨミと関係をもつ小説家の西園寺のアンダーワールド内で彼女の父であることも判明した。 「ファントムを全て倒す」ことが目的のようだが、絶望を乗り越えた人間を魔法使いに勧誘するだけでなく、時には無理やり拉致するなどそのためには手段を選ばない。 ワイズマンも彼の正体をほのめかすような発言を14話で口にし、後にソラが白い魔法使いのいる場所として連れてきた所がワイズマンが根城にしている場所と同じ撮影現場であった等、 両者の関係性についての情報は度々登場していた。 第27話でメデューサによって絶望させられそうになるが、晴人と同様にファントムを押さえ込んだ稲森真由に魔法使いの適性を告げ勧誘。 その後40話にて彼女は魔法使い、仮面ライダーメイジとなり、続く41話にてファントムを押さえ込んだ少年、譲を同じように勧誘するが拒否されたためビーストを蹴散らし彼を拉致。 上記の目的のために魔法使いを4人揃えようとし、アラクネに狙われ絶望するもそれを押さえ込んだ山本昌宏をまたも強引に連れ去った上で白い魔法使いドライバーを装着させ彼を4人目の魔法使いにさせた。 執拗に魔法使いを集めようとはするものの、しかし同じ魔法使いであるはずのビーストは彼の眼中に無く、「アーキタイプに要はない」と言い放ち容赦の無い攻撃を加えていた。 そして第48話にて明らかになった彼の目的は、既に死んでしまった娘であるコヨミを生きかえらせること。 笛木はもともと上記にある通り物理学者であったが妻を早くに亡くし、唯一の肉親である暦も不治の病で亡くなってしまう。 それによって狂気に染まった彼は研究を行いカーバンクルという人造のファントムを作り出すことで科学と魔法の融合に成功。カーバンクルを自身の体に埋め込むことで、 魔法使いとしての力を手に入れ、賢者の石を埋め込んだ暦の人形に魔力を注ぎ込むことで生き返らせようと、ゲートとグールを用いたサバトを行うも予想以上に魔力が足りず失敗。 その結果暦は生き返らず賢者の石に魔力がある限り動き続ける人形としての限定的な復活となってしまい、さらに集めたゲート達もファントムとなってしまった。 しかしその中で唯一ファントムを抑えこんだ操真晴人に目をつけ、より魔力を持った自分と同じ魔法使いを増やすことでさらに大規模なサバトを行うことを思いつく。 そのために必要な魔力を温存するため晴人の前に現れコヨミを託し、度々晴人に助力し彼の魔法使いとしての成長を促進させつつ、 裏ではファントムのトップであるワイズマンとして君臨し魔法使いとなる人間(=絶望しきらずファントムを抑えこんだゲート)を増やすために暗躍していた。 ゲートを見つける貴重な人材であるメデューサを用済みとして消し去り全ての事実を明らかにした後、揃えた4人の魔法使いを使って東京全土を巻き込んだ前回とは比べ物にならないほど大規模なサバトを決行。 魔力が溜まり始め目的の遂行までもうすぐ…となった時に、集まった魔力を目印にし仁藤が駆けつけ、圧倒されながらもハーメルケインでビーストドライバーの封印を破壊し、 解放したキマイラに集まった魔力を喰わせ消滅させるという大胆な奇策によりサバトはまたも失敗。 そのことに激高しビーストを痛めつけ、怒りに燃えるウィザードも圧倒するが、コヨミが自分が生き返ることを拒み、さらにはグレムリンがコヨミを奪いに来たため彼を撃退。 腹部にハーメルケインをつきたて串刺しにするも、その際コヨミがどこかへ走り去るのを目撃しハーメルケインを突き立てたグレムリンをその場に放置して追いかける。 そしてかつての思い出の湖にてコヨミから晴人自身の魔法、インフィニティースタイルとなったウィザードと最後の激闘を繰り広げ、キックストライクによる相打ちとなったが、 突如出現したグレムリンによって腹部の白い魔法使いドライバーもろともハーメルケインによって破壊され致命傷を負い、コヨミの前で娘の名前を呟きつつ煙のように消滅した。 結局のところ仮面ライダーウィザードという物語におけるファントムと魔法使いの戦いの構図は全て笛木という身勝手な男による大規模な自作自演であり、 すべての悲劇の元凶であるが、彼自身は自分が娘を失った哀しみに比べればなんてことはないと発言している。 その中でアーキタイプと見下していたビーストに自分の立てた綿密な計画をぶち壊され、魔法使いのなり損ねであり単なる手駒に過ぎなかったファントム、グレムリンによって殺害されてしまった。 その最期は娘の目の前で目的半ばで消滅することになったが、ある意味、それが彼にとっての救いになったのかもしれない。 【余談】 第14話でブラックケルベロスはコヨミを誘導しワイズマンの寝室に放置されていた魔宝石を見つけさており、その後ワイズマンが「やるじゃないか」と呟いているなど、 ワイズマンと白い魔法使いが同一人物であるにしては若干矛盾があるような描写も見られる。 この魔法石をコヨミに見つけさせたことに関しては本人や彼の使い魔の手で直接届けた方が合理的と考えられるが、もともとウィザード側に魔法石を流すつもりであり、 それを使い魔がコヨミを誘導する形で成し遂げたことに対するねぎらいの言葉とも考えられる。 なお彼はビーストをアーキタイプと称して用はないと言っていたが、おそらくビーストはキマイラが封印されていたドライバーを装着することで魔法使いとなった、 いわば外付けハードによる魔法使いであり自力で魔力を生産できないためだと思われる。 コヨミを晴人に預けたのも晴人が魔力を自己生産できプリーズウィザードリングにより賢者の石に魔力を補充できる存在であるためだったことからもそう考えることは可能。 ちなみに過去の事件で本来の肉体を失いそれを助けるため他者を巻き込んだと言う点について仮面ライダー龍騎に登場する神崎士郎との類似性がある。
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召喚キャラは「ナイトウィザード」から柊蓮司と志宝エリス 基本TRPG「ナイトウィザード」の各種設定をふまえて ただし宝玉の少女の件に関してはアニメ版準拠 シェローティアの空砦は起こらない エル=ネイシアについては起こるかもしれない 下二つについて、一応分類として「セブン=フォートレス」のものなので除外 ルイズと夜闇の魔法使い-01 ルイズと夜闇の魔法使い-02 ルイズと夜闇の魔法使い-03 ルイズと夜闇の魔法使い-04 ルイズと夜闇の魔法使い-05 ルイズと夜闇の魔法使い-06 ルイズと夜闇の魔法使い-07 ルイズと夜闇の魔法使い-08 ルイズと夜闇の魔法使い-09 ルイズと夜闇の魔法使い-10a ルイズと夜闇の魔法使い-10b ルイズと夜闇の魔法使い-11 ルイズと夜闇の魔法使い-12 ルイズと夜闇の魔法使い-13 ルイズと夜闇の魔法使い-14 ルイズと夜闇の魔法使い-15 ルイズと夜闇の魔法使い-16 ルイズと夜闇の魔法使い-17 ルイズと夜闇の魔法使い-18 ルイズと夜闇の魔法使い-19 ルイズと夜闇の魔法使い-20 ルイズと夜闇の魔法使い-21a ルイズと夜闇の魔法使い-21b ルイズと夜闇の魔法使い-22 ルイズと夜闇の魔法使い-23a ルイズと夜闇の魔法使い-23b ルイズと夜闇の魔法使い-24 ルイズと夜闇の魔法使い-24b ルイズと夜闇の魔法使い-25 ルイズと夜闇の魔法使い-26 ルイズと夜闇の魔法使い-27 ルイズと夜闇の魔法使い-28
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【作品名】ドラゴンクエスト 【ジャンル】RPG 【名前】魔法使い 【属性】魔法使い 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】ギラ:鍛えた人が重傷を負う火炎呪文 射程数m 素手での攻撃力も鍛えた人以上 【防御力】鍛えた人でも素手だとほとんどダメージを与えられない 【素早さ】鍛えた人以上の速さ 【長所】序盤の強敵 説明書にも「あの魔法使い」とまで書かれている 2スレ目 955 :格無しさん:2009/04/25(土) 16 12 13 魔法使い考察 ○○蚊子、月読 ギラ勝ち ×こうじ ギラで殺せずに殴られ負け ○○町民、古泉一樹 ギラ勝ち ×宗方裕二 体力あるので殴られまくって負け ×ホイミン ホイミがあるので倒せず負け ○ギーシュ 杖が当たる前に焼き殺せる ×野原ひろし 靴下かがされて負け ××バギーラ、ジョン 呪文発動前に襲いかかられ負け 宗方裕二>魔法使い>古泉一樹
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特徴 特性値身体-1 耐久-1 知性+1 意志+1 種族ランクC スキル無し 能力[魔法]か[神術・陰陽術]を最低1レベル習得しなければならない。 以下から1つ選ぶ。作成時に習得した能力からしか選べない。魔法から戦闘系以外の系統を一つ選ぶ。この系統のスペルは魔道書なしに習得でき、さらに発動判定に+1のボーナスを得る。[魔法]のスペルを各レベルで1つ余分に習得できる。 初期に習得している[神術・陰陽術]のスペル2つは発動判定に+1のボーナスを得る。[神術・陰陽術]のスペルを2レベル毎に(2・4・6……レベルで)1つ余分に習得できる。 その他無し 妖怪の中では人間に最も近い存在で、魔法が体の原動力となっているもの。 生まれながらに魔法使いであった場合と、人間から魔法使いになった場合とがあるが、同様に扱う。 魔法使いは全て捨食の魔法を習得しており、食事が不要になる(人間同様に食事を摂っても悪影響はない)。 さらに捨虫の呪文を習得している場合は成長が止まり、老化しなくなる。 捨虫の呪文を習得しているかどうかは自由に設定して良い。 ルール的には、これらの魔法は能力としての[魔法]のスペルには数えない。 これらの魔法は自分にしか使用できず、習得時に使用済みで、一度使用すれば何らかの特殊な要因がない限り永久に効果を発揮するものとする。 幻想郷では、これらの魔法を習得するのにそれほど時間がかからない例も多い(幼くして人間から魔法使いになったキャラクターを作ってもよい)。 但し、捨虫の魔法(成長を止める)を習得しておらず、成長するものとして設定しても良い。 生まれながらの魔法使いと設定しても、人間が魔法使いになったものとして設定しても良い。
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▼ 首都近郊の摩天楼の一角。 その中にあっては目立たない、大きくも小さくも無いマンションの前にさゆみは立っていた。 遥か昔にはこういう大都会に身を置いていたこともあったけれど その頃の『都会』とは何もかも違う。 M13地区の表通りとも随分と違う。 往来が激しく賑やかで、道行く人の顔はどこか疲れていた。 さゆみは今一度建物を見上げ、それから近くのコンビニで買い揃えた手荷物を確認して 足を踏み入れた。 マンションの真ん中あたり、特に目印も無い部屋を ぼんやりと記憶していた番号を頼りに探し当てる。 確証も持てないままインターフォンのベルを鳴らすと 程なく、くぐもった声が聞えてきた。 『どちらさま?』 「道重です」 さゆみの返事に、その声は楽しそうな色を帯びた。 『道重ちゃん?待ってて、今開けるよ』 部屋の中からガサゴソと音が聞え それからガチャリとドアが開いた。 「こんにちは。 この間のお礼に」 さゆみがそういって手に持っていたコンビニの袋を掲げると その人はニッと目を細め手招きした。 「いらっしゃい道重ちゃん。ほんと久しぶりだねぇ。 入って入って。ちょっと散らかってるけど」 招かれるまま、さゆみは部屋の中に足を踏み入れた。 さっぱりとした大きな部屋。 品のいい調度がバランスよく置いてある。 目を引くのは、壁一面を占拠する大画面テレビ。 そこから何やらゲーム機のコントローラーらしきものが伸びていて 画面ではCG映像らしきものが忙しなく動いている。 その部屋の中に魔力を感じるものは何一つなかった。 自分の家とは随分と違う。 センスも、魔法と、人との関わり方も。 この人がここに居ることをどれだけの人が知っているのだろう。 果たしてこの部屋が『三大魔道士』の一人、”金色の魔法使い”後藤真希の部屋だと分かる人がどれくらいいるか。 久々に会った真希は相変わらず美しい、雨のような人だった。 「そのへん適当に座っててよ。 ジュースいれてくるね」 「はい」 真希がキッチンに消える間、大画面を眺める。 そこに映っているのが何かのデモ画面なのか、現在も進行中のゲーム画面なのか 疎いさゆみには分からなかった。 ほどなく真希がお盆にオレンジジュースを二つ載せて戻ってきた。 「ありがとうございます。一応借りをチャラにしてもらう為に来たんですけどね」 あまり御馳走になるわけにはいかない。 自分が手土産に持ってきたものといえば、 さっきコンビニで買ったあたりめと貝ひもと燻製卵とピスタチオ。 夕飯でも御馳走されようものならば借りが余計に増えてしまう。 ジュースくらいはまあ、いいけれど。 さゆみがここへ来た理由が、借りを返すというのは殆ど建前だった。 自分がわざわざ真希を訪ねて来た理由に心当たりがある。 話したくなったのだ。 つんくと話し、戦ったことがどう関連しているのかはよく分からないけれど。 「わあ、美味しそう。わざわざ買って来てくれたの?ありがとう。 そんな気使わなくてもいいのに」 「こういうの確か好きでしたよね、後藤さん」 「うん。あれ、道重ちゃんってお酒飲んだっけ?」 「私はあんまり」 「あはっ。ごとーもあんまり。でもこういうのは好きなんだよねぇ」 何十年ぶりか、下手をすれば何百年ぶりだけれども 不思議と緊張もぎこちなさも無く会話が出来ていた。 自分は前に真希と会った時とは随分変わったという自覚がある。 だけどこの人は本当に、何も変わらない。 そこが魅力でもあり、敵わないと思える部分でもあった。 「突然押しかけてすみません。ゲーム中でした?」 「ん?いいのいいの。今仲間がレベル上げやってくれてるから。 それにしても面白いんだよこれ。もう嵌りっぱなしでさ。道重ちゃんもやってみない?」 「私はどうもゲーム苦手で」 「そっか」 長い人生の中で、こういうテレビゲームが登場したのもつい最近のことだ。 それがあっという間に進化して、こんな大迫力になっているのだから そういう技術には魔道士だって舌を巻く。 そんな矢のように過ぎる流れに見事に乗っている真希も、さゆみからすれば凄すぎるというしかない。 「そうそう、協会から招待状、道重ちゃんとこにも来た?何か新会長の就任式?みたいなの。 会長さん変わるんだねぇ」 「来ました。やっぱり後藤さんのところにも毎回来てるんですね。 本当に『三大魔道士』が集まったらどうするつもりなんだか」 さゆみが苦笑する。 真希もクスクスと笑った。 「いっそ大集合しちゃう?つんくさんにも連絡してさ。 協会の人達びっくりするだろうね」 「面白そうですけど、ちょっと今アイツと顔を合わす気にはなれないですね」 さゆみの言葉に、また真希がクスリと笑う。 さゆみは折角だからとオレンジジュースに口を付けた。 「聞いたよ。つんくさんと大喧嘩したんだって?」 「誰から聞いたんですか」 さゆみが呆れた声を出す。 この部屋にいて、何で魔道士に関連する情報に詳しくなれるのか。 自分も分からないつんくの居場所も知っていたし。 どうせ問い詰めたって無駄なことは分かっているけれど。後藤真希という人はそういう人なんだと思うしかない。 「ネトゲ仲間に聞いたの。 いやーでもビックリしたよ。道重ちゃんとつんくさんの喧嘩なんてさ。 皆もビックリしてたよ」 真希の声は、言葉とは裏腹にあまりビックリしている様子でも無かった。 さゆみとつんくが戦ったことも、今さゆみが訪ねて来たことも 全部お見通しだったのかと思える程に、真希の様子は自然体で変わらない。 「いろいろあったんですよ」 「何があったの?」 「弟子の友達が誘拐されました」 「へぇ」 真希も一口ジュースを飲んだ。 細められた目が何を意味するのかさゆみには分からない。 やっぱり、一番何を考えているのか分からないのが真希だと思った。 「因子持ちだったんですよ。その子達。 アイツは因子持ちを魔道士にする研究をしてたらしくて、こともあろうに私の街から二人も誘拐していきました。 私が怒ってた理由はそれです。ま、ちゃんと二人は取り戻しましたけど」 「なるほどねぇ。そりゃ怒るのも無理ないわ。 でもつんくさんも凄いこと考えるね。『因子持ち』の魔道士かぁ」 真希もそこに食いつくだろうとは思っていた。 「不老長寿の魔法」が失われた今、三大魔道士に匹敵する魔道士が現れる可能性は殆ど無い。 だけど因子持ちの人間が魔道士になったとしたら、その力は自分達を遥かに上回るかもしれない。 三大魔道士だからこそ想像出来ること。 「後藤さんはどう思いますか?」 「本当に出来るなら、凄い面白そうだと思うけど。 でも、その子達は辛いかもしれないね」 「そうですよね」 「そんなに力があったって、何やればいいかわかんないもん」 さゆみは聖に、魔道士になることを断固反対すると告げた。 勿論失敗のリスクがある。 力を持て余す危険もある。 本当に様々な危険が、聖や香音の身に降りかかることになる。 だけどもしそれらを乗り越えられたとしても、やっぱり魔道士になるべきでは無いと思った。 理由は、『異物』になるからだ。 自分達三大魔道士と同じ、この世界の『異物』。 それまで人々の中で培われた営みや構造を、理を破壊することは出来ても創造することは出来ない、そんな異物。 一人で生きて行ける。 だけどそれならばもう、生も死も意味が無い。人でない何か。形ある厄災。 そういう存在に聖や香音もまたなってしまうのだとしたら、 それは幸せや不幸とは別の地平。 そんな存在が何を目指し何処へ向かうのか興味深くはあっても 聖や香音をそうさせてまで見たいとは思わない。 「『結果壊れる』のは仕方ないとしても、出来るだけ『壊し』たくは無いですから。私は」 「ふふふ。道重ちゃんも変わらないね」 真希が笑う。 変わらない、だろうか。 自分は確かに昔から『変化』することを酷く恐れていた。 いつしか『変化』することは仕方の無いことだと諦めるようにもなった。 今は自分に世の中を変化させるだけの力がある。 だからこそ、なるべくなら自分のせいで変化させることは無いように。 そんな風に生きるようになったのは、最後に真希にあった後だったか、前だったか。 「アイツと戦ってる間、ちょっと話したんですよ」 「つんくさんと?」 「はい。アイツも変わってませんでした。 積極的に世の中を混ぜ返して、変化を起こしてそれを観察して楽しむ…。 まあ私とどっちもどっちだとは思いますけどね」 「あはは。二人でバランス取れてるんだね」 「後藤さんは…どっちでも無いですよね」 「ごとーはつんくさんとか道重ちゃんみたいに器用じゃないからねぇ」 また異なことを言う。 だれよりも器用で何でもできる天才魔道士が。 「後藤も結構前につんくさんにあったんだよ。 道重ちゃん、知ってた?つんくさん結婚したんだよ」 「え?」 突然の言葉に、その意味がよく理解出来なかった。 あの怪物、三大魔道士が結婚。意味が分からない。 「想像もつかないんですけど…」 「ウチもビックリしたけどね。綺麗な奥さんで、子供さんもいて。 つんくさん照れちゃっててさ、でも幸せそうだったよ」 さゆみは何だか眩暈がして天井を見上げた。 あの化け物の妻となる人が何者なのか、それ以上に妻子を連れて照れているつんくが想像出来ない。 一体その人達は今どうしているのか。 「もう奥さんも子供さんもみんな亡くなっちゃったみたいだけどね」 「へー…」 「魔道士でも無い普通の奥さんだったしね。 子供たちも。 みんな幸せに長生きしたみたいだよ。 でもつんくさんよりは先に死んじゃった。こればっかりはしょうがないことなんだけどね」 想像もしていないことだった。 さゆみが長い間色々な人と小さく関わりながら生きていたように つんくも長い時間の中で関わり合った人がいたということ。 当たり前の話なのだけれど。 彼は一人で岩のように研究を続けていたのだと、そう思い込んでいた。 「つんくさんが弟子を取り始めたのってね、その最後の息子さんが亡くなって暫くしてからなんだって。 てことは結構最近だよね。『因子持ち魔道士』の研究を始めたのもそれからじゃないかな」 「なんでそんなに詳しいんですか…」 「いろんなとこから噂も入って来るしね。つんくさんともたまーにだけど連絡取ってたのよ」 真希はまた目を細めて笑うと言葉を続けた。 「つんくさん、もしかしたら好奇心の他に『因子持ちの魔道士』に『使って貰いたい魔法』でもあったのかもね」 確かに因子持ちの魔道士は想像を絶する魔力を持ち得る可能性がある。 自分達三大魔道士ですら決して不可能なことを、成せてしまう可能性が無くは無い。 勿論想定されるというだけだけれど。 あるいは死者にもう一度会うことも―― さゆみは頭を振った。 想像だけでつんくの内心を忖度しても仕方ないことだし、別にだからといって自分が何か変わるということもない。 ただ真希のしてくれた話は、知らないよりは知れて良かったと思った。 世の中は単純じゃないし、人の数だけ想いがあるように、三大魔道士だろうと化け物だろうと その人生とそれに付随する想いはあるのだ。 だから世の中は大きすぎて手に負えない、そして面白い。 「聞かなきゃよかったです」 さゆみが苦笑すると、真希も楽しそうに笑った。 「なんで?今度会った時つんくさんを揶揄う格好のネタになるよ」 何だかんだと、随分話していた。 二人ともジュースを飲みほしていて、南向きの窓から入る日差しは伸びている。 改めて真希と膝と突き合せて話していることが不思議だった。 子供の頃。 まだ不老長寿の魔法を得る前のさゆみにとって 真希は手の届かない憧れであり伝説の魔法使いだったから。 あれから過ぎた月日は、もう数え上げることもバカバカしい。 そんな今、旧知の間柄としてジュースを飲み交わしているのだから、世界はやっぱり予測不可能で、面白い。 少し会話が途切れた間、ふと頭に浮かんだことをさゆみは何げなく口に出した。 「死にたくならないか?って言われたんです。この間アイツに。 それで何か色々考えちゃって。後藤さんに会いたくなったのもそのせいだと思うんです」 真希が優しく笑う。 「後藤さんは、死にたくならないですか?」 「うん。今のところはね」 「どうして?」 「ゲームが面白いから。 これね、凄いんだよ。滅茶苦茶やり込み要素があって、しかもすぐに新バージョンが発売されるからさ もうどんだけ時間があってもやり足りないんだよ。だからコンビニがすぐ下にあってくれてほんと助かる」 「さゆみが言えることじゃないですけど、不健康そう」 「あはっ、そこは大丈夫。時々身体動かす為にジムに通ったりしてるんですよ、こーみえて」 希のシンプルな理由に、さゆみも思わず気が抜けて笑った。 だけど真希は表情を変えないまま続ける。 「ゲームもそうだけど、コンビニとかもさ、つい50年くらい前までこんなのが成り立つなんて思わなかったよね。 『いつでも必要なものが必要なだけ揃ってる空間』なんてさ。魔道士だったら、考え付いても無理って諦めるレベルだよね。 それを魔力も無い人達が、大勢で知恵を絞ってシステムを作って流通させて実践して、当たり前みたいにそこにあるんだからさ。 人って凄いなって思わない?魔道士も負けてられないけど、負けっぱなしだよね。これじゃ」 「私たち魔道士はすぐ魔法に頼っちゃいますもんね。 それで魔法でも出来ないことは『不可能』になっちゃう。見習って、反省しなきゃですよ」 「そうそう。 人間ってすごいなーって思ったらさ、なんか見てたいと思っちゃうよね。 普通の人も、勿論魔法使いもさ、きっともっともっと凄いから。 だからあんまり死にたいって思わないかな。最近はね」 真希の答えはシンプルだった。 人間が好き。 多分つんくもそうなんだろう。 人間が好きだから、人間として生きている。 自分も、そうなのだろうか。 「それで、『魔法を捨てて人の営みの中』で生きてるんですか」 「え?別に魔法捨てたりしてないよ? 普通に魔法使うこともあるし」 「ふふ。魔道士の間では後藤さんはそんな風に言われてるんですよ。 さゆみは、そんな極端な人じゃないと思ってましたけどね」 「あはは。みんな大袈裟だからね。ごとーは中途半端がモットーだから。 それに道重ちゃんも、『恐ろしい冷酷無比の大魔女』になっちゃうね」 「そんなのは随分昔の話ですよ」 笑い合う。 嘗て憧れた金色の魔法使いと。 「正直、つんくさんも変な人ですけど後藤さんが一番変ですね。 天才で無敵で英雄で、欲が無くてのんびり屋だけど義理堅くて。 そんな人が今でも生きててのほほんとゲームやってるなんて不思議すぎますよ。 さゆみ、後藤さんに憧れてたんです。勿論今でも。 でも滅茶苦茶嫉妬もしてて、同じ三大魔道士って呼ばれるようになってからは 比べられるのが嫌で、なんであんな何でも出来る人と同じように 自分も生き残っちゃったんだろうとか思ったんですよ。 後藤さんみたいなタイプって真っ先に死ぬと思ってたのに」 さゆみが茶化すように言うと、真希はお腹を抱えて大声で笑った。 ヒイヒイと笑いを引きずり、涙目でさゆみを見上げる。 その目がまたキュっと優しく細められた。 「道重ちゃんが憧れてくれてたのも知ってたし、嫉妬されてたのも知ってたよ」 「そうですよね」 「でもね。道重ちゃんも十分変だと思ってたよ。あ、いい意味でね」 さゆみは少し眉根を寄せて真希の顔を覗きこんだ。 「道重ちゃんも大概不思議だよ。 嫉妬したりとか悔しい想いとか、劣等感とか嫌な気持ちとかさ、そういうのって誰にでもあると思うけど 道重ちゃんって『ずっと持ち続けて』るよね?後藤に、今でも嫉妬してるよね?」 さゆみには何となく真希の言いたいことが分かった。 確かにその通り。自分は暗い感情を消すことが出来ないのだ。 「普通はそういう気持ちって何かに変化させるものだよ。 『絶対に抜かしてやる』って励みにしたり、 『自分は自分』って割り切ったり、『別のことで抜かせばいい』って切り替えたり。 スパっと別の世界に踏み出したりさ。 でも道重ちゃんって嫉妬なら嫉妬っていう気持ちのままずっと持ち続けてるよね。 他の事をどれだけ頑張っても成功しても、暗い感情を暗い感情のまま、それを自分の一部として直視してる。 目を逸らさずにその感情と一緒に生きてる。 それってさ、普通出来ることじゃないんだよ。ごとーでも無理。 ごとーなんか、敵わないと思ったらすぐ諦めちゃってサヨナラしちゃうからね」 こんなに、この人は自分のことを見ていたのだろうか。 さゆみはそんなことを考えていた。 まだお互い若いころ、確かに共に仲間の輪には加わっていたけれど それでも立場には天と地ほど違いがあった。 「嫌な感情が消せない。暗い気持ちを変化させられない。 それって物凄くつらいことだと思ってたし、生きるのだって嫌になりそうなのに、 道重ちゃんは今でも生きてる。 全部の気持ちと嫌な記憶と、感情を引き連れてるのに。 ね、つんくさんの質問に何て答えた?道重ちゃんはどうして生きてるの?」 さゆみはふと思った。 自分が何故生きているのか、そのことを何度も自問していたけれど 結局答えは真希やつんくと同じなのだと。 「多分、嫌な想いよりもちょっとだけ、大切な思い出とか楽しい気持ちの方が多かったんですよ。 これからも、ちょっとだけ多いんじゃないかと思って。だから生きてるのかもしれません」 「あはは。やっぱ道重ちゃんが一番変だよ。 感情のさ、容量が底なしなんだよね。 全部受け入れちゃう。で、全部を『道重さゆみ』の一部にして、辛いくせに、それが自分だって腹を括っちゃうところ。 昔からね、そういう所はかっこいいなって思ってたんだよ。自分にとっては一番嫌な部分かもしれないけどね」 「結局、私たち三人、生きてる理由は同じなんですね」 「うん。シンプルに、底抜けに人間が好き。それだけなんだよ」 少しだけ気持ちが晴れた。 別にいいやと思える。 わざわざ生きる理由を探さなくても。 好きだから、で。 今まで出会って来た人達、勿論嫌いな人もいたけれど さゆみの人生を彩った人達のことはみんな大好きだった。 悔しい想いや嫉妬や劣等感を抱えたままでも、それ以上に好きだった。 そして今、衣梨奈や里保、聖や香音、亜佑美、優樹、遥、春菜、そんな大好きな子達を見ていたいと そう思うことが理由。それでいいんだと思えた。 「また話そうよ。 今度は弟子の子達とか、その『因子持ち』の子達にも会ってみたいな」 すっかり長居してしまったことを詫びた後の帰り際、真希はそんなことを言った。 「私も弟子達を後藤さんに合わせてみたくなりました。 もう一人の三大魔道士との邂逅は最悪でしたからね」 「あはっ。道重ちゃんいい顔してる。 その弟子の子達のお蔭でしょ?」 「本当に、普通の子達なんですけどね。 魔道士としてだって、昔の仲間に比べたら特別才能があるわけでもない。 でも不思議なんですよ。 あの子達なら世界一凄い魔法使いになれるって、そうとしか思えないんです」 「いい師匠バカっぷり。そういうの好きだよ。 つんくさんも弟子とってるっていうし、なんか羨ましくなってきちゃった」 「後藤さんの弟子…それも見てみたいですね。ふふ」 さゆみは真希の部屋を後にした。 時は夕刻に差し掛かったところ。 もう衣梨奈たちは学校から戻っているだろうか。 早く帰ろう。 自慢の弟子と、大好きな子供たちが待っている。 ▲ ▼ 「なんか…ごめんね、香音ちゃん…」 「うんにゃ、いいけど」 里保と香音は並んで歩いていた。 高く晴れ渡った空。 千切れた雲が風の中で棚引く。 天使が舞い踊っているような秋空だった。 放課後、里保と香音は先生に用事を頼まれた。 たまたまそこにいたからというだけの理由。 衣梨奈や聖を待たせるのもなんだと先に帰らせて、 はやく先生の用事を済ませようとしていたのだが 里保が盛大に転んでプリント類をぶちまけてしまった。 そんなこんなで二人して大幅に時間を食っての下校となった。 下校途中にも里保は一度つまずいて転んだ。 「里保ちゃん、気抜けて無い?」 香音が穏やかな笑みを浮かべている。 呆れを通り越してしまったらしい。 里保はばつが悪そうに頭を掻いた。 「うう…。そうかも。ごめん」 足元に蟻の行列を見つけて二人が立ち止まる。 里保が大きく足を広げて、踏んずけてしまわないように行列を跨いだ。 また転ぶんじゃないかという香音の心配をよそに 里保はスタッと行列の向こう岸の降り立って 得意気に手を広げて見せた。 香音がクスリと笑う。 香音が普通に行列を跨ぐと 二人また肩を並べて歩き出した。 「どったの?」 「ん?」 「なんでそんな気が抜けてんの?」 「あー」 会話のキャッチボールはフワフワとしていて 香音は、話しているうちにどんどん自分の気も抜けていることに気付いた。 だけどそれもいい。 「ウチさ、魔道士なんだよ」 「うん」 「執行魔道士なんよ」 「そだね」 「でさ、こないだ道重さんたちの『本気』の魔法見てさ、 なんか、またよく分かんなくなっちゃって」 「ごめん全然分かんない」 香音の言葉に、里保が「ひひひ」と笑った。 「道重さんもつんくさんも凄すぎてさ、ヤバイなって思ったんだけどね。 なんだかんだでウチら道重さんと一緒につんくさんと戦ったのさ」 「そうだね」 「今のウチなんかじゃ比べ物にならないのは確かなんだけどね、 『絶対に無理』じゃないって思ったの。いつまでたっても超えられない、三大魔道士はそういう存在じゃないって。 そしたらさ、また何を目指して魔法を研究したらいいのかよく分かんなくなった。 道重さんの背中をずっと追いかけてたら、道重さんを守れるような魔道士になれないんじゃないかって」 「はぁ」 香音が盛大に息を吐いた。 里保の言葉の意味を、魔道士でない自分がどれくらい理解出来たのかはあやしい。 だけど、里保の気が抜けている理由は何となく分かった。 「そんな果てしなく高いことばっか考えてるから転ぶんだよ」 「あはは。流石香音ちゃん。まさにその通りなんですよ」 蜂が2匹、二人の目の前に飛んできたので立ち止まる。 仲良く二人の周りを飛び回った2匹の蜂は、何のことも無くどこかに飛び去った。 また歩き出す。 「まあでも、よく転ぶ里保ちゃんは好きだけどね」 里保はまた小さく笑った。 ふと前を見ると、見覚えのある背中が3つ。 亜佑美と優樹と遥。 その先で尻尾を振っている黒猫が一匹。 同じ方向に帰宅するはずなのに、三人と一匹の進路は帰路とは少しずれている。 「どこいくんだろ?」 里保が早歩きになって追いかける。 香音もそれに続いた。 早歩きなんかして、また里保が頃ぶんじゃないかと心配したけれど 転ばなかった。 ▲ ▼ 里保と香音に「先に帰ってて」と言われた衣梨奈と聖は 二人での下校をのんびりと楽しんでいた。 いつも4人一緒。 里保が来る前も、3人で一緒だったから 二人きりなんていつ以来だか本当に思い出せない。 衣梨奈と香音、聖と香音の二人で帰ったことならば何回かあるけれど。 二人の足取りはいつもよりゆっくりだった。 のんびり歩いていればそのうち里保と香音が追いついてくるかもしれない。 それに珍しい二人での下校を、少しだけ長く楽しみたいという思いが どちらにもあるらしかった。 並木の下を通ると、足元でカサカサと音がする。 落ち葉を踏んで歩いていることに、秋の入り口を改めて感じた。 衣梨奈は自分の足音のリズムが随分とゆっくりだなと感じていた。 普段はもっとスタスタと歩いていく方だから。 今は隣を歩く聖の足音がとてもゆっくりで、楽しそう。 だからゆっくり歩く自分も何だか楽しかった。 「涼しくなったね」 聖が言う。 前を向いて微笑みながら独り言のように。 「あっという間やね」 衣梨奈も口元に笑みを浮かべながら独り言のように呟いた。 衣梨奈がこの街に来てから4度目の秋が来る。 濃密で、矢のように過ぎていく時間は 秋の入り口で一度スローダウンする。毎年そんな風に感じていた。 聖や香音と知り合って、さゆみの弟子になって丸三年。 「丘の方行ってみない?」 半歩先を歩いていた聖がふいに振り返って言った。 穏やかで楽しそうな、大人びた顔に少し見惚れて、それから衣梨奈は笑って肯いた。 坂の先に緑地がある。 展望台になっていて、衣梨奈たちが住む街と海が一望出来る。 衣梨奈のお気に入りの場所。 里保も香音も、たぶんさゆみも。 この街で生まれ育った聖にとってもきっとそうだろう。 だから二人の足は自然と、展望台を目指していた。 「聖ね」 秋の匂いに想いを馳せていた衣梨奈は、聖の柔らかい声に少しだけ顔を上げた。 子守歌のように優しい声。 だけど続く言葉は衣梨奈を驚かせた。 「パパとママに話したの」 「え?何を?」 「全部。今回のことと、全部」 衣梨奈は思わず立ち止まり聖の顔を凝視した。 聖も立ち止まる。その顔には変わらない笑みが浮かんでいた。 「全部って…?」 「魔法のこと。因子のこと。 道重さんやえりぽんたち、それに香音ちゃんに死ぬほど迷惑かけちゃったこと。 聖が、魔法に憧れてて、えりぽんや里保ちゃんが羨ましくて、嫉妬してたこと」 「みずき…」 「聖のせいで、みんな死んじゃうかもしれなかった。 聖がバカで、何にも考えて無いせいで」 聖は笑みを浮かべたまま柔らかく言葉を紡いだ。 酷く自分を責めているというよりは、それが事実だと、一つ一つ確認するように。 衣梨奈はそんな聖の様子に戸惑っていた。 「久しぶりに、滅茶苦茶叱られるって思ったんだけどね、叱られなかったんだ。 かわりにパパもママも泣いて、本当に久しぶりに聖のことずっと抱きしめてくれて。 ああ、ホント聖ってバカだなって、思った」 「そんなことなかよ」 衣梨奈の呟きに、聖は「ふふ」と笑ってまた歩きだした。 そんな聖の半歩後ろを着いていく。 衣梨奈が誰かの後ろを歩くなんて、本当に珍しい。 聖が凄く大きく見えた。大人に見えた。 衣梨奈と里保は、ついに今回のことを父に話せなかった。 三大魔道士の衝突の余波は、多分世界中で観測されただろう。 当然協会もすぐ察知し、厳戒態勢を敷いていた。 一夜明け、局長が里保に事態の確認を行うその前に、さゆみが先手を打った。 自分と西の大魔道士の間で小競り合いがあったが、衣梨奈や里保は関わっていないとさゆみは嘘をついた。 衣梨奈も里保もその嘘に乗じた。 さゆみがどういう意図で嘘を吐いたのかは分からない。 だけど衣梨奈には父に事実を話すことは出来そうになかった。 衣梨奈や里保の身を案じてくれている両親がどう思うか。 絶対に自分達のとった行動は正しかったと胸を張って言えるだろうか。 生きて帰れなかったかもしれないのに。 さゆみが電話を掛け終えた後 「ま、お父さんは察してるかもしれないけどね」と言った。 衣梨奈も里保も、まだどうしても真実を告げる勇気が持てなかったのだ。 聖と衣梨奈の足が再び止まる。 衣梨奈の眼前には、夕日に黄金色に染め上げられた街と 宝石の平原のように輝く海があった。 展望台のベンチに二人腰かける。 「なんか急に聖が大人になりようけん、置いてかれた気分」 衣梨奈が言うと、聖がクスリと笑って顔を伏せた。 「そんなことないと思うけど」 「そんなことあるよ。何があったんってくらい」 「何がって… あるよ。あったじゃん。 聖のせいで、道重さんが、えりぽんが、里保ちゃんが 亜佑美ちゃんと優樹ちゃんとどぅーとはるなんが、死んじゃうところだった。 香音ちゃんも、さくらちゃんも、つんくさんも、みんな…」 今度は笑っていなかった。 辛そうに、聖が肩を震わせる。 それも多分自分を責めているわけじゃない。 ただ、思い出してしまったんだ。 みんなを失う恐怖を。 衣梨奈がそっと聖の手を握る。 不安気に顔を上げた聖に、精一杯の笑顔を向けた。 「えりはここにおるけんね。 道重さんも里保もみんなも、さくらちゃんもみんなおるけん」 衣梨奈の瞳の中で戸惑いに揺れていた聖の顔が 少しずつ和らぐ。 「そうだよね。良かった…」 不意に海風が吹き上げ 髪が乱れてどちらからともなく繋がれた手が外された。 「あのね、聖さっきパパとママに全部話したって言ったじゃん」 「うん」 「でもね、やっぱり全部じゃなかった」 「うん?」 「どうして魔法使いになりたいって思ったのか。 どうしてえりぽんや里保ちゃんに嫉妬してたのか。 何に憧れてたのか。 本当に聖が欲しがってたものは何だったのか」 風の間から聖のしなやかな声が届く。 衣梨奈はそれを音楽のように聴いていた。 「あのね、えりぽん」 「うん」 「聖ね、その、えりぽんの――」 「待って」 衣梨奈は聖の心地よい声の続きを聞きたかった。 だけど敢えて制止した。 多分これから紡がれる言葉は聖にとって大切な心。 だから、背後の繁みの中から聞こえる無粋なヒソヒソ声があまりにも場違いだ。 ――うひょーキタキタキタァ ――ちょっはるなん暴れないでよ! ――まさお腹すいた ――まーちゃん今いいとこだからちょっと我慢してて! ――え、なに?てかウチらなんで隠れてんの?普通にえりぽんとフクちゃんとこに ――ダメー!鞘師さんそれはKYすぎますって! ――ダメだこの魔道士たち… なぜばれないと思ったのだろう。 確かに聖は気付いていないけれど。 いくら鈍感と言われる衣梨奈だって魔道士だ。 そんなにゴソゴソと騒がれたら、そりゃあ気付く。 止められて、疑問符を浮かべる聖を見ながら衣梨奈は考える。 どうしたもんか。後ろの変な連中を。 だけどもう一つ別の気配が近付くのを感じ 苦笑を一つ。 どうやら聖の話の続きを聞くのはまたになりそうだ。 学校ででもどこでも、いくらでも話す時間はある。 聖の想いも、香音の気持ちも少しでも知りたいし、きっとこれからまだまだ機会はあるだろう。 大切な大切な、親友同士だから。 「生田さん!譜久村さん!」 丘の上に響いた声に 衣梨奈が笑って、聖が驚いて振り返る。 「凄い!偶然ですね! 私も夕焼けの街を見てみたくて来たんですよ! あ、コレですか?さっきそこでたこ焼き売ってて、美味しそうだからつい買っちゃいました。 一緒に食べませんか?」 可愛らしい、楽し気な声を弾ませるさくらに 聖の顔にも笑みが浮かんだ次の瞬間、背後の繁みが盛大に揺れ 無残に折り重なった人影から放たれた絶叫が空に木霊した。 「小田ぁあああああああああああああああああああああああ!!!!」 ◆ 衣梨奈に冷めた目で睥睨された6人の出歯亀たちが小さくなっているのを 聖が面白そうに、さくらが不思議そうに眺めたあと 静かな夕暮れ時は賑やかな夜更け前に一変した。 なんだかんだと皆で騒ぐのは楽しく、笑い声が丘の上に響く。 さくらが買ってきたたこ焼きをみんなでつまんで一はしゃぎ。 「なに、小田は一人でたこ焼き10コも食べる気だったの?」 亜佑美の詰るような口調にさくらは動じない。 「そうですよ?」 「夕食前なのに」 「ぜんぜん余裕です。私幾らでも食べられるんで」 「太るよ」 「運動します」 実際には突如メンバーが9人になったので、一人一個、一つ余り。 「残りの一個、どうします?道重さんに持って帰ります?」 春菜の問いに遥が眉を顰める。 「流石に一個だけたこ焼き持って帰ってきたら道重さん怒りません?」 「でもまーたちだけたこ焼き食べたって知ったら怒りそう」 「誰かが歯に青のりつけてて見つかる未来が見える…」 香音の言葉に皆の視線が一斉に里保を向く。 「な、なんでウチを見るの…。てか小田ちゃん青のりついてるよ」 「ホントだ!二つ!」 「え?ほんとですか?」 「小田ぁ」 あーでもないこーでもないと言い合っていると 神妙な顔をして考え込んでいた衣梨奈が声を上げた。 「分かった。これはえりが食べる」 「え…生田さん大丈夫すか…」 「大丈夫。里保、うちにたこ焼きプレートあったよね?」 「道重さんの? そういやあった気がする。まさか、えりぽん」 「今日は、急遽タコパ―開催する! 聖と香音ちゃんも参加ね!勿論はるなんも! 道重さんにも、いっぱい食べてもらえば嫌味も言われんやろ!」 「やったー!タコパ―!」 「是非参加させていただきます!」 「はーい、聖も参加しまーす」 「何このノリ…」 「香音ちゃんは?」 「もちろん参加させていただきますとも」 秋の風吹く丘の上で始まったたこ焼きパーティー計画は ついさっきまで随分と大人びていた子供たちを 幼子のようにはしゃがせた。 夕闇迫る丘を9人で駆け下り、スーパーに寄って買い物をして 道重邸につくと 今しがた『金色の魔法使い』のところから戻ったさゆみと出くわした。 タコパ―計画を伝えるとさゆみも大はしゃぎの輪に加わって 10人で楽しくたこ焼き作り。 これでもかというほど、たこ焼きを食べて笑ってはしゃいでまた食べて。 もう当分たこ焼きなんて見たく無いと皆が思い始めた頃 さゆみが衣梨奈に言った。 「生田、たこ焼きパーティーとは珍しくナイス提案だったじゃない」 急に聞えたさゆみの声が優しくて 衣梨奈は不思議そうに顔を向けた。 三々五々お喋りをしていた他の子供たちも、何となくさゆみと衣梨奈の方に視線を向けている。 「どうしたんですか急に」 「大分家事も上達したし、今までまあよく我慢したよね」 「我慢?」 さゆみが穏やかに笑う。 その笑みに何となく衣梨奈の背筋が伸びた。 里保も春菜も、亜佑美も遥も、聖も香音もさくらも居住まいを正す。 「明日から教えてあげるよ。魔法」 「え?ええ?え?」 「嫌なの?」 衣梨奈がブルンブルンと首を振る。 「ま、さゆみが直接教えたら、あんたの目指す『世界一の魔法使い』には遠回りになるかもしれないけどね」 衣梨奈真っ直ぐにさゆみを見つめた。 「それが道重さんもした遠回りなら、是非えりもしたいです」 「ふふ、そう」 さゆみがそっと衣梨奈の頬を撫でる。 それから視線を移した。 「りほりほも」 「え?」 「勿論嫌なら無理にとは言わないけどね」 里保も思い切り首を振る。 衣梨奈と里保の妙なシンクロにさゆみがクスクスと笑った。 「弟子にはしないけど、でもいいよね?」 「はい。どのみち道重さんから盗むつもりでしたから」 さゆみが里保の頬も優しく撫でる。 里保はくすぐったそうに目を閉じて笑った。 さゆみが部屋を見回す。 「はるなん、佐藤と工藤、石田、小田ちゃん。みんな教えてあげるよ。 私の魔法。私の研究。知りたいだけ、学びたいだけね。 役に立つ保証は無いけど」 子供たちはそれぞれに、戸惑いと期待とを双眸に浮かべた。 『大魔女』から直接教えを受けることが出来る。 そんなことを、共に暮らしていても想像していた者はいなかった。 「ふくちゃんと香音ちゃんも、教えてあげる」 「私たちも、ですか…?」 「うん。魔法のこと、知識、それから経験、 二人が知りたいことがあれば教えてあげる。 ま、さゆみも知らないことの方がずっと多いけどね」 「ウチらも、いいんですか…?」 「うん。 ま、さゆみは先生なんてガラじゃないから 教え方も下手だろうし、別に大したこと教えられないかもしれないけどね。 だけど少なくとも今の皆よりは色んなこと知ってるし、色々出来るから。 教えた魔法や知識、どう使うのかはみんなの心で決めてね」 「心で…?」 「これからみんな大人になってくんだよ。 どういう心で大人になるのか、さゆみはそれが楽しみなの」 「あの、私もですか?」 さくらがおずおずと声を上げる。 さゆみは満面の笑みで答えた。 「もちろん小田ちゃんも。 みんななら、きっと大丈夫 そう思えたから、教えてあげることにしたの。 これからきっとさみんな、ゆみも知らない景色を見るんだから さ、たこ焼き片付けよっか」 子供たちは大魔女の言葉を深く胸に畳み込んだ。 秋の宵。たこ焼きパーティーの夜。 大魔女と9人の子供たちは約束を交わし、一つ先の未来へと歩を踏み出した。 M13地区に星が巡る。 魔法使いえりぽんと少女たちの物語は今宵もまた 紡がれてゆく。 ▲ 2017/07/19(水) 『魔法使いえりぽん』終わり ←本編34